金箔&漆(うるし)塗りの剥がれた原因

金箔&漆(うるし)塗りの剥がれた原因

金箔&漆塗はごしごし拭いたり、濡れた雑きんで拭いたり、湿気(水分)の有る所はだめ!

金箔とは純金の板を叩いてとても、とても薄く延ばした物です。
よく金箔は剥げるからいやだと、お客様から言われますが、剥げるのでは無く、剥がしてしまうのです。

お彼岸やお盆の時、掃除をします。
ほこりやお線香の汚れを落とそうとごしごしと力を入れて拭きますね? それがだめなのです。
皆さんもご存知の通り、純金はとても柔らかい物です。
汚れを落とそうとして逆に金箔に傷を付け剥がしてしまうのです。

金箔とは漆を塗った上に貼ってあり,金箔に傷が出来ると下の黒い漆が見えてきます。

お仏壇の中の花瓶の水、お茶をこぼした時、水がかかりそのままにして置くと、
水分が小さな傷から染み込んで漆塗りの下地を溶かし、長い間には漆を剥がしてしまいます。
漆塗りの下地は水分(湿気)に弱いんです、濡れ雑きんで掃除をすると剥がれます

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